資産運用

日経平均へインデックス投資する場合の現金比率の目安

まとめ

  1. インデックス投資では、大きなバブルが崩壊すると暫くの間プラスにすることは難しい

    現金比率50%でインデックス投資をすると、単純に同じ資金比率を投入すると決定した状態で、売り買いを現金比率調整のみで行うとするとかなり難しいと思われる。

  2. 資産、国等の分散を行い投資した時が大きなバブルであったとしても他の資産で補えるようにすることが重要

    日本の1990年のPERは80倍だったと言われており、その辺りから判断すれば?とかあるかもしれません。
    しかし、1929年の世界恐慌の際はPERは15倍という資料もあり、バブルの判断は後になって分かるもので、最中に判別するのは難しいと考えられる。
    その為、資産、国の分散はしておいた方が良い。

前提条件

  1. 銀行預金の金利は考慮しない(0%と仮定)
  2. 現金比率のリバランスは1年に1回、年の初めの取引日に行うものとする
  3. リバランスの際の手数料は考慮しない

現金比率別の資産推移

2020/02/04現金比率別の資産推移

  1. 日経平均は1990年1月の年初38,921から2019年の年末では23,656と、大体60%の水準まで下落しているのでマイナスになっている現金比率が多い。
  2. 値を一つ一つ確認してみると、1990年の年初から運用開始。開始時の資産を100とすると、運用比率25%の場合102.32,50%の場合95.25,75%の場合80.42,100%の場合61.07の資産に2019年年末にはなっています。

    運用比率が25%の時ギリギリ100%を超えているのはたまたまですが、下落相場の場合運用割合を少なくしておく方が資産が元に戻りやすい事は明らかです。

上昇時に運用割合を増加

2020/02/04上昇時に運用割合を増加

  1. 日経平均の値が前年度と比べて上昇していた場合、5%づつ基準の割合に運用割合を加算するようにしてみました。
    例えば25%の運用割合の場合で過去3年上昇が続いていると運用割合を40%にするということです。
    指数は割と素直な動きをしやすいと言う点に着目し上昇相場の時は運用割合を一定数増やし利益を多くとりにいこうと言う考え方の運用です。
  2. 1990年の年初の資産を100として運用開始した場合。運用比率25%の場合108.33,50%の場合99.61,75%の場合83.86,100%の場合61.07の資産に2019年年末にはなっていました。

    一番運用益が改善した運用比率25%の場合でも102.32から108.336.01改善した。
    少なくとも日経平均に連動した商品に投資する場合、上昇相場で運用割合を上げると言う方針は、一定の効果をあげることが出来そうです。

上昇時に運用割合をピラミッティング

2020/02/04上昇時に運用割合をピラミッティング

  1. 日経平均の値が前年度と比べて上昇していた場合、1年連続上昇で5%2年連続上昇で9%3年連続上昇で12%という形で基準の割合に運用割合を加算するようにしてみました。
    例えば25%の運用割合の場合過去5年上昇が続いている運用割合を40%にするということです。
    上昇相場が長く続いた場合、運用割合を大きくしすぎていると下落の際の損失が大きくなるので徐々に追加する割合を減らしていこうと言うやり方です。
  2. 1990年の年初の資産100として運用開始した場合。運用比率25%の場合112.06,50%の場合103.15,75%の場合86.18,100%の場合61.07の資産に2019年年末にはなっていました。

    上昇相場の場合に定率で運用比率を増加させた時より最終的な運用損益は25%の時で4ポイント改善しています。しかし、それでもバブル崩壊直前からの運用開始で資金を元に戻すのは難しいという事が上記グラフからみてとれます。

  3. バブルで掴まなければ良いだけですが、今がバブルかなんて最低10年位は経ってみないと分からないでしょうし、運用損益を改善するよりも、資産や国の分散を行い、まんいちの際も他の部分が補ってくれるようにする方が楽かと思います。

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