資産運用

S&P500をインデックス投資する場合の現金比率の目安

まとめ

  1. 現金比率は50%を基準として、ライフプラン、年齢、資産残高、リスク許容度を考えながら決めれば良い

    現金比率50%でインデックス投資をすると、経済成長の局面では恐らくインフレに負けると言うことは無い。
    問題は現金比率は50%の場合、資産の最大時からの下落幅が1933年に40%を超えているため、自分のメンタルが耐えられるか。

前提条件

  1. 銀行預金の金利は考慮しない(0%と仮定)
  2. 現金比率のリバランスは1年に1回、年の初めの取引日に行うものとする
  3. リバランスの際の手数料は考慮しない
  4. 追加投資をする場合は、インフレ率を考慮した金額を追加投資資金として投入する

ドローダウン

2020/01/30ドローダウン全期間2020/01/30ドローダウン1990年以降

  1. ドローダウンとは、一時的に最大資産から落ち込んだ場合の下落率の事。
  2. 1929年以降で調べてみると、世界恐慌のあった1933年が最大のドローダウン
  3. 実際のドローダウンは運用比率25%の場合23.42%,50%の場合43.06%,75%の場合59.29%,100%の場合72.47%が過去90年位の間では最大。

    割合だとわかりにくい場合、実際に自分が運用資金で使っている額に割合を掛けると実感がわきやすい。
    例えば1000万円運用資産がある場合、50%の運用比率を維持したとすると570万円まで資産が減った年があったと言うことです。

  4. 1990年移行の日本のバブルが崩壊した後ぐらいからでは、ITバブル崩壊リーマンショックの際に大きな下落がある。
    この2つが際立っている位で後は大したこと無い。
  5. 資産がへこみ始めてから再び最大資産を更新するまで、ITバブル崩壊の時は6年、リーマンショックの時は5年かかっている。
    暴落があった際は5,6年回復するのを我慢する必要があるのかなと言うこともわかります。
  6. ちなみに1929年の世界恐慌の時は回復まで24年かかっている。

追加投資なしの場合

2020/01/30追加投資なし

  1. 1980年の資産を1とし、2019年まで運用した場合の運用比率別の資産推移。
    インフレ率を考慮しているため、運用比率が25%の場合は最終的な資産がマイナスとなっている。
  2. この場合、2019年年末には運用比率25%の場合0.75,50%の場合1.82,75%の場合4.10,100%の場合8.52の資産となっています。
  3. 経済成長がある場合、ある程度のまとまった資産のある人は50%弱位は株式で運用しておかないと、インフレに負けて結果資産を目減りさせる可能性がある。
  4. インフレに負けないようにするには最低30%位の運用比率以上で、自分の投資スタイルなどを考慮しながら資産運用をしていく必要がある。

追加投資ありの場合

2020/01/30追加投資あり

  1. 1980年の資産を1とし、2019年まで運用した場合の運用比率別の資産推移。
    追加投資する資金は、インフレ率を考慮し変動させる形で毎年投資し続けた場合の結果となっている。
  2. この場合、2019年年末には運用比率25%の場合0.98,50%の場合1.50,75%の場合2.32,100%の場合3.59の資産となっています。
  3. 運用比率50%の場合、1980年から現在の価値で50万円を毎年積立てながら運用すると、現在の価値で3008万円に相当する運用資産が2019年年末には出来ていた。
  4. 運用比率50%で、1990年から現在の価値で50万円を毎年積立てながら運用すると現在の価値で1973万円に相当する運用資産が2019年年末には出来ていた。

    2019年に話題になった2000万円問題、毎年50万円づつS&P500に現金比率50%で運用していくと、クリア出来るかも?

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