資産運用

ポジションサイジングについて少し考察してみた・・・

2019/11/13チャート画像
最近Twitter等でもし今暴落したら耐えられるか?とかバブルかもみたいな内容をみることが多々ありました。
トレードのポジションサイジングについては色々と調査したりすることはありますが、資産運用のポジションサイジングはあまり考えた事がなかったので・・・
これについて考えてみようかと思います。

前提条件

  • 初めの資産は100とする(100万とか1,000万を数値に変換したというイメージで)
  • 運用の結果資産の値に端数が出てもそれはそのまま運用出来るものとする
  • 期間は10とする(10年運用し続けるというイメージ)
  • それぞれ現在の資産に対し25%、50%、75%、100%の資産割合を1期間毎にリバランスし続けるとする
  • リバランスの際の手数料・税金は考慮しない

検証結果(パターン1)

毎年2%投資対象の価格が上昇したと仮定。
当然ながら、100%リスク資産に投資し続けた方が最収益な資産は多くなると。

期間損益 投資割合(25%) 投資割合(50%) 投資割合(75%) 投資割合(100%)
0期間目 - 100 100 100 100
1期間目 2% 100.5 101 101.5 102
2期間目 2% 101.0025 102.01 103.0225 104.04
3期間目 2% 101.5075125 103.0301 104.5678375 106.1208
4期間目 2% 102.0150501 104.060401 106.1363551 108.243216
5期間目 2% 102.5251253 105.101005 107.7284004 110.4080803
6期間目 2% 103.0377509 106.1520151 109.3443264 112.6162419
7期間目 2% 103.5529397 107.2135352 110.9844913 114.8685668
8期間目 2% 104.0707044 108.2856706 112.6492587 117.1659381
9期間目 2% 104.5910579 109.3685273 114.3389975 119.5092569
10期間目 2% 105.1140132 110.4622125 116.0540825 121.899442

検証結果(パターン2)

初めの年にリスク資産が半値になって次の年に前の年の2%成長分も含め戻った後、毎年2%投資対象の価格が上昇したと仮定。
100%リスク資産とした場合は毎年2%成長すると仮定したときとそんなに変わらないんだけど・・・
50%、75%リスク資産を持つとしたときが、毎年2%成長すると仮定したときに100%リスク資産に配分した場合よりも最終的な損益は大きくなる。

期間損益 投資割合(25%) 投資割合(50%) 投資割合(75%) 投資割合(100%)
0期間目 - 100 100 100 100
1期間目 -50% 87.5 75 62.5 50
2期間目 108% 111.125 115.5 113.125 104
3期間目 2% 111.680625 116.655 114.821875 106.08
4期間目 2% 112.2390281 117.82155 116.5442031 108.2016
5期間目 2% 112.8002233 118.9997655 118.2923662 110.365632
6期間目 2% 113.3642244 120.1897632 120.0667517 112.5729446
7期間目 2% 113.9310455 121.3916608 121.8677529 114.8244035
8期間目 2% 114.5007007 122.6055774 123.6957692 117.1208916
9期間目 2% 115.0732042 123.8316332 125.5512058 119.4633094
10期間目 2% 115.6485703 125.0699495 127.4344739 121.8525756

検証結果(パターン3)

初めの年にリスク資産が半値になって次の年に前の年の2%成長分も含め戻った後、そのパターンが10期間めまで繰り返し続いたと仮定。
この場合も、100%リスク資産とした場合は毎年2%成長すると仮定したときとそんなに変わらないんだけど・・・
25%、50%、75%リスク資産を持つとしたときが、毎年2%成長すると仮定したときに100%リスク資産に配分した場合よりも最終的な損益は大きくなる。
それも割合としてはかなり大きく変わってくると。

期間損益 投資割合(25%) 投資割合(50%) 投資割合(75%) 投資割合(100%)
0期間目 - 100 100 100 100
1期間目 -50% 87.5 75 62.5 50
2期間目 108% 111.125 115.5 113.125 104
3期間目 -50% 97.234375 86.625 70.703125 52
4期間目 108% 123.4876563 133.4025 127.9726563 108.16
5期間目 -50% 108.0516992 100.051875 79.98291016 54.08
6期間目 108% 137.225658 154.0798875 144.7690674 112.4864
7期間目 -50% 120.0724508 115.5599156 90.48066711 56.2432
8期間目 108% 152.4920125 177.9622701 163.7700075 116.985856
9期間目 -50% 133.4305109 133.4717025 102.3562547 58.492928
10期間目 108% 169.4567488 205.5464219 185.264821 121.6652902

まとめ

かなり限定的な条件で計算してみたものの・・・
実際には、購入、売却時期の分散だったり相場環境によって資金投入割合変えたりがあるからこんな紙上の計算と同じようにはならないはずだし。
特にパターン3のときのリスク資産に50%づつ投下し続けた場合の最終資産が目をみはるものがあるのでないかと。
銘柄選び、資金管理、心理とあったら心理>資金管理>銘柄選びの順に重要になるはずだけど、ほとんどの人が何を買ったら儲かるとかそういうところを重視しすぎていると思う。
銘柄選びも重要で期待リターンが100%を超えているということはギャンブルをするにしても大前提となるけれども。

-資産運用

© 2020 せんてるのメモ帳