資産運用

【米国高配当ETF】VYM・SPYD・HDV徹底比較。コロナショックでの値動きもあり!

いざ、高配当株銘柄を買おうと思った時や買った後もこの銘柄で良かったの?と不安になることがありますね。

私も、資産の一部でSPYDを保有していますが他のものの方が良かったのかな?と不安になることがあります。

そこで、この記事では米国株ETFで高配当銘柄として人気のVYM・SPYD・HDVを比べてみてどれが一番良いのかを考察してみようと思います。

銘柄比較(基本情報)

まずは、VYM・SPYD・HDVの銘柄比較を簡単に行っていきます。

ティッカー VYM SPYD HDV
運用開始日 2006年11月16日 2015年10月22日 2011年3月31日
基準価格 75.919998 26.620001 79.139999
配当金(過去1年) 2.744 1.802 3.301
分配利回り 3.61% 6.77% 4.17%
経費率 0.06% 0.07% 0.08%

運用開始日を確認してみると、VYMはリーマンショックも乗り越えており長期間運用されていますね。

一方、SPYDとHDVはそれぞれ2015年と2011年の運用開始のためまだ10年は経っていない位の運用期間です。

基準価格は2020年5月1日の株価を示しています。

VYMとHDVは80ドル弱であるため日本円では1万円弱で1株購入出来る感じですね。

一方、SPYDは27ドル弱で有るため1株買うのに3千円位です。

また、昨年度の配当利回りは、SPYD>HDV>VYMの順に高そうです。

銘柄比較(保有銘柄)

2020/05/06【米国高配当ETF】VYM・SPYD・HDV徹底比較。コロナショックでの値動きもあり!銘柄比較(保有銘柄)

続いて、保有銘柄の比較です。

SPYDが2020年5月1日に無配の銘柄を売却したとの事で、70銘柄になっています。

VYMとHDVを複合で持った場合、HDVしか持っていない銘柄11銘柄に対し、被りの銘柄が68銘柄。

図では表現出来ていませんが、HDVしか持っていない銘柄の保有比率は3%でした。

これを見るとVYMとHDVを同時に持つ意味はありそうに無いですね。

また、VYMとSPYDを複合で持った場合、SPYDしか持っていない銘柄15銘柄に対し、被りの銘柄が55銘柄。

これも図には記載ありませんが、SPYDしか持っていない銘柄の保有比率は20.3%でした。

VYMとSPYDも同時に持つ意味はありそうにないです。

同時に持つのであれば、SPYDとHDVの組み合わせが一番良さそうです。

この2銘柄の同時保有であれば、SPYDのみの銘柄の保有割合は74.04%、HDVのみの銘柄の保有割合は47.32%となっています。

これであれば、複数銘柄を持つ事による分散が出来るのではないかと思われます。

株価比較(VYM VS HDV)

2020/05/06【米国高配当ETF】VYM・SPYD・HDV徹底比較。コロナショックでの値動きもあり!株価比較(VYM VS HDV)

続いて、VYMの株価、HDVの株価の推移についてです。

期間はHDVが上場した以降の2011年3月31日から2020年5月1日までです。

2011年3月31日の株価を100としてそれ以降の動きを表すようにしてあります。

また、配当金は2割が税金と仮定して8割の金額を株価に加算するようにしてあります。

日付 HDV(100換算・配当込み株価) VYM(100換算・配当込み株価)
2011/3/31 100 100
2012/12/31 128.6550322 124.0438344
2020/1/2 308.6442264 322.4389905
2020/5/1 262.7741321 271.9423855

これをみると、2012年12月31日の株価はHDVが128に対してVYMの株価は124となっています。

その後、完全にVYMが逆転してしまっていますがHDVが上場した直後はHDVとVYMではHDVの方がリターンが良かったみたいですね。

その後、2020年1月2日の株価はHDVが308に対してVYMの株価は322となっています。

また、コロナショックの2020年3月の下落を経験した後の2020年5月1日の株価はHDVが262に対してVYMの株価は271となっています。

株価比較(VYM VS SPYD VS HDV)

20200506[USHighDividendETF]ThoroughComparisonOfVYMSPYDHDVThereIsPriceMovementDueToCoronaShock!StockPriceComparison(VYMVSSPYDVSHDV)

続いて、VYMの株価、SPYDの株価、HDVの株価の推移についてです。

期間はSPYDが上場した以降の2015年10月22日から2020年5月1日までです。

2015年10月22日の株価を100としてそれ以降の動きを表すようにしてあります。

また、配当金は2割が税金と仮定して8割の金額を株価に加算するようにしてあります。

日付 SPYD(100換算・配当込み株価) HDV(100換算・配当込み株価) VYM(100換算・配当込み株価)
2015/10/22 100 100 100
2016/5/31 110.5338003 109.8039865 107.6760575
2020/1/2 176.840078 166.4744728 173.8177093
2020/5/1 129.8961274 139.9121723 144.9250546

これをみると、2016年5月31日の株価はHDVが109に対してVYMの株価は107となっています。

その後、またもや完全にVYMが逆転してしまっています。

2020年1月2日の株価はSPYDが176、HDVが166、VYMが173となっています。

また、コロナショックの2020年3月の下落を経験した後の2020年5月1日の株価はSPYDが129、HDVが139VYMが144となっています。

これを見ると暴落にSPYDが異常に弱い感じがありますね。

HDVとVYMは暴落に対してはほぼ同じぐらいの耐性かもしれません。

株価比較(コロナショック)

20200506[USHighDividendETF]ThoroughComparisonOfVYMSPYDHDVThereIsPriceMovementDueToCoronaShock!StockPriceComparison(VYMVSSPYDVSHDV)

続いて、コロナショックの際のそれぞれの株価の推移についてです。

HDVとSPYDはリーマンショックの際のデータがありませんのでコロナショックで暴落に対する耐性を確認してみます。

期間は2019年12月2日から2020年5月1日までです。

2019年12月2日の株価を100としてそれ以降の動きを表すようにしてあります。

また、配当金は2割が税金と仮定して8割の金額を株価に加算するようにしてあります。

日付 SPYD(100換算・配当込み株価) HDV(100換算・配当込み株価) VYM(100換算・配当込み株価)
2019/12/2 100 100 100
2020/3/23 57.98025868 65.84426506 69.03265672
2020/5/1 72.9190304 85.88100172 85.66855661

これをみると、2020年5月1日の株価はSPYDが72、HDVが85、VYMが85となっています。

やはり、SPYDは暴落に弱そうですね。

暴落での最安値までの下落率はSPYDが3銘柄の中では一番大きいです。

戻りはSPYDが125%に対して、VYMが124%なので2番目にはなっています。

また、VYMは最安値までの下落率が一番小さく、HDVは最安値からの戻り幅が130%と一番大きいです。

バブルや〇〇ショックなどというものは、一部の業種が市場平均よりも大幅にパフォーマンスが悪かったり、状況により変わります。

そのため、次の暴落の際に同じようになるかは分かりませんがこういう事もあったと覚えておくと良いと思います。

まとめ

正直、どれが良いという事は言えないのではないかと言う感じがします。

高配当株ETFの比較で有るため、トータルのリターンもですが配当金が沢山欲しいですし。

ただ、直近で配当率が一番高いSPYDは今回のコロナショックで一番パフォーマンスが悪いため後何年か持った場合トータルリターンはどうなるか…

最近7銘柄切り捨てた事が良い影響をおよぼしてくれれば、次同じ様な暴落が起きた時にVYM等と同じ位の下落幅にとどまり一番リターンが良いETFになるかと思います。

年齢が若く、ある程度これからの運用期間が長い(年金を貰ったり、アーリーリタイアまで暫く時間がある)人は実績のあるVYMが安全ではないかと言う感じがします。

逆に、すぐに多くの配当が必要という人はSPYDを選んでみるのが良い感じがします。

これから暴落があってもある程度のトータルリターンを残してくれると信じて高配当株投資を行っていくのが良いかと。

自分はどちらでもないかなと言う方は、HDVの単体またはSPYDとHDVを複合でもっておくのが良い感じがします。

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